オーガニックって何?
オーガニック=有機栽培のこと
化学合成農薬や化学肥料に頼らず有機肥料などで栽培する農法。
日本では登録認定機関の認定を受けた農家などが生産したものにのみ、オーガニックJASマークが付けられる。
農薬をまったく使わないというわけではなく、JASが認定した31種類の農薬の使用は認められている。
《日本のオーガニックコスメの現状》
『同等性を認める』という法律によって、日本でオーガニックならアメリカでもオーガニック、EU諸国でオーガニックなら日本でもオーガニックという事になりました。
各国いずれも、独自の基準を持って、オーガニックコスメを認定しています。
成分は天然由来成分を多く使っているか、香料は天然のものを使用しているか、環境に配慮した生産が行われているか、動物実験を行っていないかなど、その基準は様々で、世界的に統一された基準というのがないのが現状です。
実は少量であれば、石油由来成分を使う事を良いとしているものも多いです。
日本で使用できない成分が配合されていても、アメリカでオーガニック認証ならば、日本のマーケット市場にオーガニック商品として並んでいます。
日本には、今のところオーガニック〜と表示するための規定は何一つありません。
まさに、無法地帯と言っても過言であはりません。
そのため、無農薬方法で栽培された成分を1%を使っているだけで、“オーガニックコスメ”と表示しているものがあるのも現状です。
日本オーガニックコスメ協会によると、「世界各地の伝統的な自然療法に学び、安全性が高い天然成分を使おうという意図を持った化粧品」とし、「オーガニック原料100%、安全性が確認されている成分100%」こそが、オーガニックコスメが目標とすべきものとしています。
しかし、日本はまだまだオーガニックの原料が手に入りにくく、本当に良いオーガニックコスメを作れていないのが現状の様です。
【 結論 】
オーガニックが必ずしも体に優しいとは限らない。
製品の成分を見極めて、良し悪しの判断ではなく、合うか合わないかの判断をする。
製品をカテゴリーでくくって考えない。(オーガニック、無添加など)
フリコ ナチュラル ヘア ライフ