お客様から「市販のシャンプーだと何がいいですか?」と質問を頂く事があります。
まずは《ヘアケアを何を基準にしているのか》を明確にする必要があります。
例えばシャンプー剤を選ぶ時に、《ただ洗えればいい》のか《悩みを解消したい》のか・・・
おそらく大半の方は後者の《悩みを解消したい》が選ぶ目的になっているかと思います。
そこで年代別で生じる代表的な髪や頭皮のお悩みと、シャンプー剤のスキルの目安を表にしました。
【10代】
まだまだ髪や頭皮のトラブルも少なく、安価なシャンプー剤で対応ができるケースもある。もちろん髪や頭皮のトラブルの無い状態。皮膚刺激性の強いものも多いので対応できるケースは限られます。
【20代】
カラーやパーマをしているのなら市販品での対応は難しく、ネット通販品でも正しく選ばないとトラブルの原因につながる事もあります。ダメージの進行によりパーマがかかりにくくなったり、カラーの褪色が激しくなったりします。20代後半になると髪の老化も始まるので、同じケアを続けていると気が付いたらトラブルになっているケースも多い。
【30代〜50代】
この年代は《エイジング毛》という髪の老化現象による髪の変化や、カラーやパーマの頻度が増える事による頭皮トラブルがでやすい。老化による髪質の変化と、カラーやパーマによるケミカルダメージの複合的な悩みになっている事が多い。悩みを解消するには市販品での対応は難しく、セールスワードを見極めてネット通販で正しい選択をする事も難しい。こだわってご自身でコストをかけて選び、結果的にトラブルになっているケースも多い。美容師の専門的な知識から、悩みを改善できるシャンプー剤をチョイスするのが理想的である。
【60代以上】
上記の年代に比べて、髪や頭皮の悩みは深刻化する事も多い。現状維持も効果と考え、お悩みに合わせて特化型のシャンプー選びを美容師にしてもらう事が理想的。シャンプーだけでなく、他のケア剤と組み合わせて改善していく事が望ましい。
年齢を重ねていくと、髪や頭皮は老化現象によりトラブルに繋がる悩みも増えていきます。
これは誰にでも起こる自然な現象です。
今までが良かったからと同じケアを続けている事で、結果的にはトラブルが複雑になります。
シャンプーは生活において頻度の高いヘアケアなので、正しく選び使用する事で改善の変化を感じやすいものでもあります。
もしシャンプーで髪や頭皮のお悩みを軽減したいのであれば、まずは自身の髪や頭皮環境を理解して、正しくヘアケアを行って頂く事が必要になります。
もちろん市販品を批判している訳ではありませんので、全てを含めて皆さんのお悩みに対してリアルにお話させて頂きます。
ふりこではお悩みの深刻度、ヘアケアにかけられるコスト、ホームケアの大切さの理解度のバランスで、「自身に合うシャンプー」が導き出せます。
「市販のシャンプーだと何がいいですか?」
髪や頭皮の悩みやダメージ、髪質を気にせず《洗えればいい》のであれば、市販品にしぼってお話も可能です。
まずは、ケア剤を選ぶ目的を見直して頂くといいと思います。
フリコ ナチュラル ヘア ライフ