小さな子供のヘアケア②でお湯シャンプーについてお伝えしました。
https://furico-hair.jp/小さな子供のヘアケア②-〜お湯シャンプー〜/
シャンプーをしている感覚で適温のお湯ですすぎをする事はシャンプーの基本です。
これは大人も子供も関係なく必要な事なので、現状されていない方は意識して頂けるといいかと思います。
とは言え、お湯シャンプーをしたらずっとシャンプーを使わなくてもいい訳ではありません。
お湯シャンプーをしてもベタつきが残る時や、匂いが気になる時はシャンプー剤も必要です。
それが2日1回なのか3日に1回なのか・・・それはお子様の乾燥状態や汚れ具合によります。
子供のシャンプーの仕方のポイントは3つ
①子供の頭皮環境にあったシャンプー選びをする事
お湯シャンプーをした状態の髪や頭皮の汚れは8割は落とせています。残り2割の油性の汚れを優しく浮き上がらせるシャンプー剤を選んで下さい。ポイントは優しい脱脂力と肌に残りにくい成分のものを選ぶ事です。
石鹸系は安全とされていますが脱脂力が強かったり、脱脂力が優しくても肌に残りやすい成分もあります。詳しくは専門的な知識が必要になりますのでご相談下さい。
②必要最低限のシャンプー剤の量で、優しく頭皮をさする様に洗う事
泡立ちにくいとたくさんのシャンプー剤を使ってしまいます。もちろんたくさん使えば泡立ちますが、それだけ濃度も濃くなり脱脂力も強くなってしまいます。お湯シャンプー後であれば少量でも泡立つと思います。
子供の頭皮はデリケートなので、大人と同じ感覚でゴシゴシこすってしまうのも良くないです。頭皮を指の腹の部分で優しくさする様に洗ってあげて下さい。髪は泡を指で通す様にするだけで十分です。髪を擦り合わせてしますと摩擦でキューティクルを剥がしてしまう事がありますのでご注意ください。
③実は一番大切なのはシャンプー後に「しっかりすすぐ 」事
一概にすべてでは無いですが、脱脂力が優しく安全性が高いシャンプーの成分は残りやすいモノが多いです。
ベタイン系・アミノ酸系・PPT系などシャンプーだけでも手触りを良くしてくれる成分は、髪にはいい質感を与えてくれますが、頭皮に残ってしまうと《かゆみ》を引き起こす事もあります。時には雑菌がつきやすくなり《におい》の原因になる事もあります。
どんなに優しいシャンプー剤でも《洗剤》なので、すすぎ残しがあれば負担にもなります。しっかり指を通しながらすすであげて下さい。
上記の事が基本的なシャンプーのポイントです。
これは大人にも言える事なので、洗ってもかゆみが出てしまう方や、顔まわりや首、背中が荒れやすい方もすすぎ残しが原因になる事もありますのでご注意下さい。
【ふりこがおオススメする小さな子供のヘアケア編】
小さな子供のヘアケア③〜シャンプーの使い方〜