知らないで選んでいると怖いシャンプーのカラクリを公開!!
薬局やネットでこだわってご自身で選んでいる方はご注意下さい!
まずはシャンプーの成分と価格の仕組みをご説明します。
シャンプー剤については過去の記事を参照下さい。
上記の記事を踏まえまして、洗浄成分である《界面活性剤》についてです。
洗浄成分(界面活性剤)の濃度や配合比によって、シャンプーのタイプが決まります。
タイプは《シャンプーを知る②を参照》
洗浄成分は1種類から、多くて5種類ぐらい配合されて構成されています。
まずは《どんなタイプの洗浄成分がどんな順番でどれだけ入っているか》がポイントです
とは言え、細かい配合比などは各メーカーそれぞれ企業秘密なので、正確に判断できるのは法律で決められている《多く配合した順に成分表示する事》です。
洗浄成分の配合順で大体のシャンプーのタイプが判断できます。
更にシャンプーの質を判断する目安になるのが《1mlあたり〜円》という計算方法・・・
シャンプーソムリエでは、《シャンプーを使っていて配合成分の質を感じられる目安は1mlあたり6〜8円以上》とされています。
薬局やネットのシャンプーで「良さそうな成分が配合されているのに価格が安いもの」があります。
このシャンプーのカラクリはこちら↓
同じ《アミノ酸系成分》で配合させていても、元々の成分濃度までは記載しなくてもいいので、
安価の理由は《成分濃度の違い》にあります。
もちろん濃度が薄くなれば効果もなくなります・・・
更に広告宣伝を多大にしている様な市販品には、そういったコマーシャルのコストも製品に含まれていますのでご注意ください。
ふりこではシャンプーを大きく4つに分類しています。
①完全美容室専売品
※専門知識を持った美容師がお客様に合わせて選ぶシャンプー。ふりこはシャンプーソムリエなどの資格を有しておりますので、その方の頭皮環境に合わせてシャンプーを選ばせて頂きます。
②ネット流出している美容室専売品
※美容室専売品のクオリティだが、ネット流出しているため製品の安全性が確保できないシャンプー。美容室だと製品管理をしっかりしていますが、ネット流出品は製品管理上で安全性を保証できない場合があります。
③比較的に高価格設定の市販品(1ml6〜8円)
※ネットや雑誌、SNSで話題になっている市販品にしては高価格設定されたシャンプー。製品自体にこだわりがあっても、その方に合っているかどうかで使い心地に差が出てしまいます。時にはトラブルに繋がっている場合もあります。
④低価格な市販品(1ml4円以下)
※洗浄することはできても、髪や頭皮を改善することは難しいシャンプー。選び方、使い方によっては髪や頭皮環境をダメージさせることもあります。現状で髪や頭皮にお悩みを抱えている方は、使用を控えて担当の美容師に相談された方がいいかと思います。
③、④に当てはまる方でご自身に合っていない使用方法をされている方は、美容室での施術の仕上がりに大きく違いが出ることもございます。
シャンプーは頻度の高いヘアケアですので、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しが蓄積されてパーマの薬を弾いてしまったり、カラーの色素が入らなくなってしまったりすることがあります。
もちろん美容師の技術や施術方法に問題がある場合もありますが、そういったご経験がある方は毎日のヘアケアの見直しをされた方がいいかと思います。
ふりこでもご新規様で施術前のカウンセリング時に、そういった履歴や手触りでの判断で《そういったリスク》があると感じた場合は説明させて頂いております。
1回の施術では解決していく事が難しい場合も多いので、再来店頂き解決へのご協力をお願いしています。
《5年後、10年後の髪と頭皮のために》
フリコ ナチュラル ヘア ライフ